【使ってみた】ドイツ鉄道DBのアプリが便利だったという体験記【MaaS】



突然のハンブルク中央駅

みなさまこんにちは。年末年始もとうに過ぎ去り、もう少し働けば月末も目の前という慌ただしさですが、お元気でお過ごしでしょうか。今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、今回のちょっと長めだった年末年始に有給休暇をくっつけて私はドイツ北部を周遊してまいりました。都市間の移動には鉄道のお世話になったのですがその際に使ったドイツ鉄道Deutche Bahnのモバイルアプリ「DB Navigator」がとっても便利だったので、ちょっとしたMaaS体験レポートということでここに書きます。

◆ところでMaaSとは
Mobility as a Serviceの各語の頭文字をとったもので、直訳するとサービスとしての移動、という意味です。公共交通から自動運転までその含む移動手段は膨大です。不定冠詞のaにちょっとドキドキしてしまいます。

◆DB NavigatorのMaaS要素
経路検索、予約、決済、リアルタイムの状況把握ほか、

では以下に例を挙げてまいりましょう。スクリーンショットはクリックすると大きくなります。

◆DB Navigatorで出来ること
・経路検索と決済。席でのチェックイン。

例えば昔作曲家のバッハという人が、尊敬する先輩音楽家であるブクステフーデの演奏するオルガン聴きたさに、その頃拠点にしていたアルンシュタットという街からリューベックまでの400Kmを歩いて移動したという伝説があるのですが(!)、21世紀にそれを鉄道で移動してみようとする場合、こんな感じに列車の候補を探すことができます。

所要時間や乗り換え回数、そして気になる料金などでソートすることが可能です。おおよその混雑状況も把握できます。

そしてクレジットカードでの決済もアプリ内完結させられます。チケットは画面のQRコードで表示でき、途中検札があった場合はそれを見せます。




なお、スクリーンショットは撮らないでしまいましたが予約した列車に乗り、席についてモバイルチケットの「チェックイン」という機能をタップしたら検札はスルーになりました。たまたまそうだったのか、いつもそうなのかは要検証です。

・Googleマップで経路を見る

乗る候補を選んで、「Continue to booking」を選べば予約と決済に至るのですが、その右側にある小さな「…」をクリックするとGoogleマップで経路を確認したり、カレンダーへの登録や「遅延の通知」(後述)への登録も可能です。














・遅延の通知

時間に正確なことに定評のあるドイツの国民性ですが、鉄道は意外と遅延が多いとのこと。途中乗り継ぎがある場合など、不慣れな旅行者には結構深刻なトピックです。

列車の番号を入れると何時にどこの駅を出たか、を詳細に見ることができます。
私は運良く遭遇しませんでしたが、途中高速鉄道ICEで隣の席にいた青年は、前に乗っていた列車が4時間遅れてこの列車に乗り継ぐことになって、「今日はもう7時間も座っているんだ…。疲れたよ…。」とこぼしていました。

・長距離列車以外も対応

これまでの例は離れた都市間をICE(日本でいう新幹線のような高速鉄道)などでの移動経路でしたが、単一都市内の移動も検索できます。

例えばベルリンは地下鉄に地上を走る列車にトラム、バス、フェリーなどが入り組んでいて、料金はそれぞれの駅がどのゾーンにあるか、で微妙に変動します(初乗りは2.9ユーロから)。が、そうしたちょっと難しそうな問題もこのアプリで検索すればクリアです。

そんなに遠出しなければABゾーンを含む1日乗車券8.6ユーロで概ね大丈夫でした。

滞在中一度だけ検札に遭ったのですが、腕周り70といった感じの強そうな職員が制服姿ではなしにセーターにレザーのブルゾン姿で身分証を提示して行なっていたので噂通りに不意にやってくるんだなと実感しました。

と、いうわけで以上カンタンですが個人的なMaaS体験でした。

ゴーガは地図をベースにした開発を行なっていて、中には『めぐるっと』のような旅に直結したサービスもあるわけなのですが、時々こうして自分自身がエンドユーザとなってみることでなにかサービス開発に還元していけるようなことを見つけていけたらよいと考えています。

【2020年も地図に関するお問い合わせはこちら】
株式会社ゴーガ営業部
map@goga.co.jp
TEL 03-6450-6260

コメント