【調査報告】在宅勤務(テレワーク)実施に関する社内アンケート

世界中で感染拡大をつづける新型コロナウイルス。ゴーガでは2月27日からひとまず3月6日までをテレワーク推奨期間と発表いたしました。が、その後の様子を受けて、3月いっぱいまで期間を延長しています。

そこで、3月6日までの在宅勤務・テレワークの実際について社内アンケート調査結果を公開いたします。これから導入を目指す企業の皆様にとって、もしも何かお役に立てるところがあったら幸いです。

<調査結果>

ここまでキッパリ分かれるとは。見事です。


もともとゴーガでは申請すれば在宅勤務や、出先でのリモート作業がOKという環境でした。中には今回が初めてという社員も。


当初在宅勤務推奨期間として発表した2月27日(木)から3月6日(金)は全部で7営業日。ちょうど月末月初期間ということもあってか、5営業日以上出社の率が最も高くなりました。


当初は請求書など紙類の作業が発生する職種を中心に出社となるだろう、という仮説を立てました。
が、ここで「その他」が最も多くなっているのに注目です。実際はセキュリティ上の理由からオフィスでしかできない作業がいくつかあり、エンジニアの出社割合が多い、という結果となったのです。

社内は職種を問わず、普段からハングアウトをよく使います。今月に入ってからは定例会議でHangouts meetを使っていますが、開始時刻に合わせて少しずつ社員のアイコンが増えていくのはなかなか味わい深い光景です。SlackやBacklogを使っているのはエンジニアが中心です。

以上が選択式の質問と答え。ここから先は自由回答です。

<在宅勤務のメリット>
・時間に関すること

早く業務開始できる、通勤時間がまるごと自分の時間になった、など時間のメリットを挙げる回答が最も目立ちました。

・ワークライフバランス

家事や保育園のお迎え、犬の散歩との両立など。

・業務に集中できる

電話対応頻度の違い、ハングアウトの使用頻度が高まり結果的に情報共有が密に、アウトプットを出す意識の高まりなどを挙げる声が目立ちました。

・環境に関すること
自分に合った高さの机で作業が可能、花粉症なので出かけなくて済むのはラク、などこの時期ならではの回答も。

・ランチに関すること

自炊可能、節約できる、渋谷の飲食店と違って店が混んでいないなど。Twitterなどでは「#テレワーク飯」というハッシュタグもあるようです。

<在宅勤務のデメリット>
・出社せざるをえないこともある 一部アクセス制限が掛かっているシステムがある、セキュリティ上の事情などオフィスでしかできない作業がある、完全ペーパーレスではない、などの事情も。なお、出社している社員に電話対応が偏る、といった課題も早速ありました。対応時の文言を工夫してお客様のお手間を軽減するようにしています。
・フィジカルの問題
オフィスと違ってモニターがないため、PC画面を見ていて目が疲れる、意識して休憩を挟まないため気づけば長時間不動、運動不足が気になる、など。

・コミュニケーションの問題

口頭ならすぐ確認できることに時差が発生、テキストのやりとりだけだと意図が汲み取れないことがある、など。実際、テキストでのやりとりでうまくいかず、ビデオハングアウトに移行したことが何度かあります。
・家庭と家計

1日中家にいて光熱費が高くなりそう、家族に気をつかう、など。

・その他精神的なこと

帰属意識が薄まりそう、些細なコミュニケーションがない、一人暮らしなので人と話したい、状況が見えないため課題を抱え込んではいないかなど色々心配になる、といった声が挙がりました。

<快適に作業するために工夫していること> ・空間 作業スペースの確保、カメラがオンでも散らかっていることがバレない位置の確保、など。後者は特に深刻な問題ですね。これを機に人生がときめく片づけをしてみてもよいかもしれません。

・PCまわり設備面
ケーブルを買ってテレビを拡張モニタにした、本を重ねてPCのモニタ位置を高くした、ソファで作業できるよう膝上用テーブルの購入、会社から重いキーボードを持ち帰って作業、ノイズキャンセリングイヤホンの利用、家のネットワークを仕事用と分けた、など。先のデメリットでもモニタの問題を挙げる声が多かったのですが早速対策している様子が伺えます。

・コミュニケーションの面
ハングアウトでの情報共有頻度をアップ、チャットでの文章をきちんとしたものにする、ワーク状態の共有など。在宅勤務が多くなるとオフィスと違ってそれぞれの姿が見えません。カレンダーに仕事時間をあらかじめ書き込む、ハングアウトで1日の始めに開始と終わりの予定時刻を宣言、などを自主的に行なっている社員が多いです。
・その他 こたつでは寝るのでデスクと椅子で作業するようにした、運動不足対策のため意識的に運動(走る、自転車、散歩、ほか)の時間を確保、などなど。思いのほか各人の生活ぶりが目に浮かびます…。

<まとめ>
ゴーガのテレワーク、リモート作業に関する環境
・会社支給のPCを使用
・社内のドキュメント類の大半はG Suiteを活用してクラウド化していた
・ハングアウトmeetでのウェブ会議は以前から導入していた
・自宅作業、リモート作業は以前からOKだった

とはいえ
・完全ペーパーレスではないので出社しないとできないことはある
・エンジニアはセキュリティ上の問題で出社しないとできない作業がある

そして
・姿が見えない問題

この問題については
・コミュニケーションの仕方を工夫
・なるべく状態を共有する
・アウトプットを意識的に
といったことでどうにかうまくやっていく余地がありそうだ、と感じています。

もともとゴーガでは回数に制限のない自宅作業の許可や、ウェブ会議の積極的な導入を以前から行なっておりました。例えばこの記事ではウェブ会議によって国を越えたインタビューについて紹介いたしました。

一方でここまでの規模で在宅勤務となるのは初めてで、なんだかんだ手探りのところもあるのが実情です。

今年は夏に世界的なスポーツイベントを見据えて、都内在勤の1割をテレワークに、という目標が発表されていたりもしたんですよね(参考:テレワーク・デイズ2020実施方針)。思わぬことで導入が広がったと言えそうです。

以後も何かしら気づくことがあればこの場をで共有していければと思います。そして事態の一日も早い収束を心から願ってやみません。

コメント