Maps JavaScript API - Polyfills アップデート について

Google社より、次回(2021年5月中旬ごろ)のJavascript API のバージョンアップで、

グローバル変数またはポリフィルを不本意に上書きしないようにする

変更があるとの連絡がございました。



以下を使用している場合には、次回のバージョンアップで正しく機能しない可能性があるため、

ベータ版での動作確認をブラウザごとにご確認ください。

特にIEでは影響が出る可能性が高くなります。


・JavaScript polyfills


Local Context Library


Geometry LibraryのSpherical、PolyGeometry、およびPolylineCodecの変数

 Geometry LibraryのSpherical、PolyGeometry、およびPolylineCodecの

 変数を使う場合は以下のように google.maps.geometry 名前空間を使う

 廃止: Spherical.computeDistanceBetween(from, to)

 推奨: google.maps.geometry.spherical.computeDistanceBetween(from, to)

 ゴーガ社内のエンジニアの見解としては、

 上記の廃止になる実装方法は元々あまり使われていない方法だということです。


ベータ版スクリプト

<script src="https://maps.googleapis.com/maps/api/js?key=YOUR_API_KEY&callback=initMap&v=beta"></script> 

(APIキーは貴社のものをご利用ください。)

(5月31日週のバージョンアップ以降は、<script src="https://maps.googleapis.com/maps/api/js?key=YOUR_API_KEY&callback=initMap&v=weekly"></script> にて確認が可能です。)



なお、エラーは実装方法によって異なるため、

どのように表示されるのかなどはGoogleも情報を提供していないようですが、

デベロッパーツール等では、原因となっている変数またはプロパティの情報が記載されるようです。 

エラーメッセージ例:Spherical variable is no longer exported into the global namespace


〈 ゴーガより〉

これまで Google Maps API にポリフィルを上書きしてしまうという問題があり、

今回の変更はその問題を解消するために実施されると考えます。