Google Maps Platform でフードデリバリーサービスの課題解決!

 

コロナ禍において料理宅配の需要が拡大し、現在では食料品や日用品のデリバリーサービスも展開されて、
フードデリバリー市場は今後も更なる盛り上がりを見せると予想されています。

しかしながら、サービスが急成長する中で、様々な課題が出てきています。
また、サービス事業者はプラットフォーム強化によるユーザー獲得に加えて、
配達員の確保も大きな課題になるのではないでしょうか?

そこで、今回は、Google Maps Platform を活用して、
今盛り上がるフードデリバリー業界の課題解決に繋げる活用方法をご紹介いたします。

サービス事業者、ユーザー、配達員と3つの視点で次のような課題が挙げられます。

【様々な課題

1.商品到着予定時刻と配達ルートの算出
2.配達場所指定の簡略化
3.配達ミスの最小化


【課題解決のための活用方法

1.最適な商品到着予定時刻の算出

ユーザーが注文を行う際に参考にする一つが、商品の到着予定時刻(ETA*)です。
多くのユーザーはできる限り早く商品が届くことを期待しています。
また、配達員の視点では、より効率的により多く稼働するために、
注文から配達完了までの所要時間を把握する必要があり、
サービス事業者は配達員の位置、商品受取店舗、配達場所から
最適なルートと到着予定時刻(ETA)を提供する必要があります。

これらの課題にはDirections API を活用することで解決可能です。
以下のキャプチャは、弊社のデモサイトを使用したものですが、
配達員(A地点)から、商品受取場所(B地点)を経由し、
弊社オフィス(C地点)を配達場所と想定した場合のルート、距離、時間を算出しています。

2.配達場所指定の簡略化

ユーザーが注文する際、自宅や職場といった配達場所を指定することになります。
そこで Places Autocomplete による住所自動補完機能で、
住所入力の手間を省きながら正確な住所を指定することが可能です。
下のキャプチャのように入力されたテキストに応じて、
建物名、ランドマーク、観光スポットなどの地点名を補完します。

Googleの調査によると、住所入力プロセスの改善によって、
コンバージョン率が15%向上したというデータもあります。

3.配達ミスの最小化

ユーザーが正確な配達先住所が入力し、配達員に最適な配達ルート提供を実現することで、
配達ミスの削減にも繋がります。ユーザー体験向上と配達員の業務効率化にお役立ていただけます。


弊社では、「誰が(どの車両が)」「どこにいるのか」をGoogle Maps上に可視化し、
業務効率化や分析に活用いただける 動態管理システム ugomeki を提供しています。
フードデリバリーサービスの事業者向けの個別開発にも柔軟に対応いたしますので、
ご興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

Googleでは、海外のフードデリバリーやライドシェアサービスで、
Google Maps Platformを活用した導入事例を公開しています。
こちらもご参考までにチェックしてみてください。

【お問い合わせ先】
株式会社ゴーガ