Pollen API は、2023年8月に Google Maps Platformの新たなカテゴリーである
Environment API 群のひとつとしてとして、追加されました。
Pollen API は花粉情報を取得できるAPIですが、
取得できるデータの種類は国によって異なります。
登場した当初は、日本で取得できる情報は、草(イネ)のみでしたが、
2024年9月、日本でも樹木が追加されヒノキとスギの花粉情報が取得できるようになりました。
Pollen APIとは
概要:
・地図上の花粉レベルをヒートマップで色分け
・特定の場所の花粉飛散予報を5日間まで毎日提供
ドキュメント:https://developers.google.com/maps/documentation/pollen
ブログ:https://cloud.google.com/blog/products/maps-platform/announcing-pollen-api-providing-actionable-info-about-airborne-pollen-levels-worldwide?hl=en
WEBページ:https://mapsplatform.google.com/maps-products/pollen
デモ:https://storage.googleapis.com/gmp-maps-demos/pollen/index.html#intro
Pollen API は様々な業種で活用が可能
・ヘルスケア業:専用アプリで患者さんに応じた情報を提供・自動車業:車内換気の要否をアプリ等でお知らせ
・不動産業:物件周辺の花粉状況の可視化
・旅行業:花粉散布状況に応じた旅先でのアクティビティの提案
今後の展開
このブログを読み進めて、「ブタクサは対応しているの」と感じた方は多いかもしれませんが、ブタクサ(ragweed)の情報が取得できるのは現時点では未定とのことです。
今後の展開に期待しましょう。
APIをビジネスでどう活用するのか、
ぜひ、Google Maps のスペシャリストである弊社とディスカッションしませんか。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。