【Google Maps Platform】道路の表示がより詳細になります

皆様、こんにちは!
Google Maps Platform 専門のプロフェッショナル集団、ゴーガです。

2025年2月から2025年8月にかけて、
Google Maps Platform の地図を表示するAPIおよびSDKのデフォルトのマップスタイルに、
横断歩道、歩道、車線、道路幅などの道路レベルの詳細な情報が表示されるようになります。

例:横断歩道や歩道の表示
例:車両レーンや車幅

対象の API および SDK と適用時期は以下をご確認ください。

https://developers.google.com/maps/comms/msa-road-level-details#rollout

なお、この道路の詳細表示は、2月27日よりプレビューで確認することが可能です。


道路の詳細は、地図のズームレベル17以上で表示可能となり、

今後、変更になる可能性もあります。

また、車両レーンは、道路によっては表示されないこともあるようです。


また、ズームレベル17以上では、高速道路や幹線道路など Road map feature types は消え、

Surface と呼ばれる 新しい Road detail map feature に置き換わります。

Cloud Styling では、ズームレベルごとにスタイルをカスタマイズできますので、

今回の変更に伴い、移行が必要な場合には、ご活用ください。


2025/05/28追記:
「道路」のスタイル設定方法がズームレベルによって変更になりました。

・マップのズームレベル16までは、「道路」に設定されているスタイルが適用

・マップのズームレベル17以上では、「道路の詳細」で設定されたスタイルが適用

https://developers.google.com/maps/documentation/javascript/cloud-customization/zoom-levels-leg#add_zoom_level_styles_to_soften_style_transition_for_zoom_levels_17


 影響内容と対応方法

 ズームレベル17以上で表示した場合、適用したスタイル(道路の色や表示)が

 意図しない表示になる可能性があるため

 ズームレベル17以上で適用したいスタイルを「道路の詳細」にて設定することを推奨します。


 影響を受ける可能性のある設定

 ・Google Maps Platform のマップスタイル機能にて、「道路」の項目から

  道路の色や表示などを変更している方

  (参考)https://developers.google.com/maps/documentation/javascript/cloud-customization

 ・3.61以降のバージョンを使用されている方

  (2025年5月以降 Weeklyバージョン、2025年8月以降はQuarterly バージョン)

  (参考)Maps JavaScript API の最新バージョン

  https://blog.goga.co.jp/2025/05/google-maps-api-maps-javascript-api.html


ゴーガには Google Maps Platform に精通したエンジニアが多く在籍しています。
「そもそも Google Maps Platform って何?」など、
気になることがありましたらお気軽にご相談ください!


▼お問い合わせはこちら
▼ブログトップページ