皆様、こんにちは!
Google Maps Platform のプロフェッショナル集団、ゴーガです。
Google Maps Platform は、複数の API やSDK が、4つのカテゴリーにわかれています。
今回は、この中から新たな機能が、続々登場している
Routes のカテゴリーに含まれる API の紹介をいたします。
Routes のカテゴリーに含まれる API とは?
現状、ルートに関連する API は、
Directions、Distance Matrix、Routes、Route Optimization、Roads の5種類があります。
それぞれのAPIの主な機能は以下のとおりです。
Directions API :経路検索、距離、所要時間
Distance Matrix API :複数の出発地目的地までの距離、所要時間の計算
Routes API :Directions、Distance Matrix の拡張版
Route Optimization API : 1台または複数車両等のルート計画、制約条件を考慮したルート算出
Roads API : 複数の緯度経度情報を道なりに補正
なお、用途によってご利用いただくAPIは異なりますが、
Routes API は、Directions API 、Distance Matrix API の拡張版となるので、
これから新たにルート検索の機能を実装する場合には、Routes を使うことをお勧めいたします。
また、すでに、Directions API 、Distance Matrix API をご利用の場合でも、
改修のタイミングがあれば、移行をご検討ください。移行ガイドも出ております。
拡張版の Routes API でできること
・取得したルートの交通状況表示
・経由地点の細かな設定によるルート結果の最適化
(経由地点が安全な場所なのか等を考慮:トンネルを避けた到着地点など)
・高速道路の料金取得:日本も対応:ETC、ETC2.0 に対応 (カバレッジ拡大中)
Routes API?それとも、Route Optimization API ?
どちらのAPIを使えばいいのかという時には、以下を使ってご確認ください。
さて、皆様の業務では、どのAPIがご活用いただけそうでしょうか。
ご紹介したAPIは、ルート最適化や業務効率化に役立つ重要なツールです。
Google Maps Platform を活用することで、地図データや経路情報を組み込んだアプリケーションの開発や、
リアルタイムの位置情報を利用したサービスの提供が可能となります。
使ってみたい、詳細を聞いてみたいなどございましたら、お問い合わせください。
関連ブログ:
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